毎日のちょっとしたひらめきと感動

映画、ドラマ、美術館の感想。

星の子、アマゾンプライム

2022年9月某日、アマゾンプライムで星の子を視聴。

ストーリーに意外性があるわけでもなく、どこかすぐそこにありそうなリアルな物語。

 

芦田愛菜が演じるちひろは、かなりおっとりしている。両親が新興宗教にはまって姉が家を出て行っても、中学生になってもまだ両親の世界を信じていた。自分のことが書きかけてある母親の日記に、堂々と似顔絵を描き続けている。

そんなちひろも、映画内の出来事で少しずつ考えが自立していく。

 

昨今の統一教会関係の報道を見ていると、2世信者は自分の考えを具体的に言語化して話す能力は同年代の人と比べて長けている気がする。そのような人だけが見えているだけかもしれないが。

きっかけはどうあれ、様々な年齢の子供やほかの世代と定期的に合ってコミュニケーションをとる場が子供時代からあるという点はうらやましい。なかなか今の時代の都市部では難しいと思う。